勤務医であれば平日に限らず、土日に外勤(アルバイト)に行っている人も多いかと思います。外勤先によっては交通費を全額支給してくれるところもありますが、都心に近ければ近いほど“交通費込み”の給与とされていることが多い気がします。医師は結構そこらへんに緩く「数百円だから」と言って気にしていない人も多いのではないでしょうか?
しかしこれが計算してみると結構な額になっています。例えば片道200円、週1の外勤とすると1年間にかかる交通費は
となります。さらに他路線への乗り換えがあり、片道400円となれば倍の41,600円です。
40,000円の手取りを得るには80,000円分働かなければなりません。毎年1日は外勤に行く交通費のために働いている計算になります。交通費なのでこれを0にすることは無理ですが、できるだけ削減したいものです。
そこで紹介したいのが、東京メトロの回数券です。東京メトロ回数券では
普通回数乗車券(使用制限なし) | 運賃の10倍の値段で11回分 |
時差回数乗車券(平日10~16時と土日祝日・年末年始使用可能) | 運賃の10倍の値段で12回分 |
土・休日割引回数乗車券(土日祝日・年末年始使用可能) | 運賃の10倍の値段で14回分 |
となります。
普通回数乗車券でも1回あたりの運賃が9%オフ、時差回数乗車券なら16.7%オフ、土・休日割引回数乗車券なら28.6%オフの計算になります。
つまり土日の外勤なら年間の交通費が20800円なら14857円に減少し、年間5000円の手取り増加となります。「年間5000円か、、」と思うかもしれませんが20年やれば10万円になるわけで、M3や日経メディカルのポイントをコツコツ集めている身としては見逃しがたい差です。
JRは正直これほどの旨味はなく、回数券を持ち歩く手間のほうが勝ってしまうかもしれません。しかしニュースではJRではSuicaに回数券を統合する予定があるようなので、サービス開始に期待中です。