インデックス投資を始めるならeMAXIS Slimがおすすめされる理由

投資の一手法である長期・分散を実現するには投資信託は非常に有用です。

特に専業投資家でない我々のような人々の場合、信託料を払ってでもプロに投資をお任せしたほうが、投資に失敗するリスクが低くなることは言うまでもないでしょう。投資信託は新規商品が年々増えており、一つずつみていくと大変ですが、「悩んだらコレ」といわれるものの一つにeMAXIS Slimシリーズがあります。

今回はこのeMAXIS Slimシリーズの中でも最も人気にあるeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)について勉強してみます。

基本情報

委託会社:三菱UFJ国際投信株式会社

ベンチマーク:MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース)

※ベンチマークとは※
投資信託などが運用の指標としている基準のことです。日本国内のみであればTOPIXや日経平均株価などがあります。つまり何の指数を連動させる目標とするか、というものです。

投資対象の国別割合:

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)投資信託説明書2020.7.23 より引用

買える場所・手数料

大体の証券会社なら買うことができます。特にネットのランキング等で目にするような証券会社ならまず大丈夫でしょう。

信託報酬:年率0.1144%(税抜 年率0.104%)以内

“以内”とされているのは下記のように純資産総額によって若干の割引きがあるためです。

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)投資信託説明書2020.7.23 より引用

購入時の手数料についてもたいていのネット証券ではノーロード(買い付け手数料無料)となっています。

運用実績

まだ販売されて時間がたっていないため長期の運用成績はありません。

それゆえに、実績のなさがこの商品の弱点かもしれません。

しかしベンチマークおよび販売後の経過を見てみると

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)投資信託説明書2020.7.23 より引用

となっています。ベンチマークの推移は良好であり、販売開始後もコロナショックの影響を受けていることを加味すればまずまずの成績ではないでしょうか?

2020年10月30日のレポートを見ると年始の価格近くまで戻してきているので、実際は2020年はこれほどのマイナスではなくなることが予想されます。

長期で見れば十分期待できると思われます。

まとめ

かなり広範囲への分散投資を行ってくれる上に「信託報酬が低く」「買い付け手数料がかからず」の2点が合わさっている商品であり、人気があるのも頷けます。

私もまずはここからコツコツ積み立てていこうと思います。

積立投資には楽天証券が最適です。

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