【2024年10月更新】看護師・看護学生におすすめのノートパソコンを徹底解説

スマホの発達によってたいていのことはスマホで出来てしまうため、パソコンは持っていないという人も増えてます。 しかし看護師・看護学生にノートパソコンは必携のデバイスです。 看護師として働くのであれば
・学会発表のスライド・ポスター作成 ・論文執筆 ・勉強会の資料作成 ・オンラインミーティング ・学会視聴 ・その他調べ事 ・副業 ・プライベートでの動画視聴
看護学生としては
・課題のスライド作成 ・課題の文書作成 ・オンライン講義の受講 ・プライベートでの動画視聴
もちろん「ノートパソコンは買うと高いし病院のパソコンで十分」という人も多いかもしれません。 そういった方も自分のノートパソコンがあると作業が格段に効率的になるので是非購入をお勧めします。 もし少しでも購入を迷っている人は、この記事を読んでください。 ノートパソコンを選ぶ際に考慮するべきポイント説明していくので 後悔しないノートパソコン選び ができるようになります。それでは見ていきましょう! (とにかくどれ買えばいいのか知りたい、という方は下までスクロールしてください)
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ノートパソコンを選ぶときに考慮すべきポイント7つを解説

ポイント① WindowsかMacかそれともChromeか

パソコンはOS(オペレーションシステム)というもので動いています。 一般的に使われているOSには大きく分けて3種類あり
・Microsoft 社のWindow OS ・Apple 社のmac OS ・Google社のChrome OS
があります。 販売されているOSの7割以上はWindow OSであることから、他の人とファイルを共有したりすることを考えるとWindow OSにしておいた方が無難です。 もちろんOSが違っても大きなトラブルになることは少ないですが、スライドの文字がずれた、ファイルが開けなかった、といったことが稀にあるため、特にこだわりがなければWindow OSにしておくことをお勧めします。 そのためここでは主にWindowに絞って解説していきたいと思います。 スタバでMacbookを開いて作業するのがかっこいいからMacbookがいい!という方はMacbook向けの記事もあるので参考にしてください。

ポイント② CPUはIntel と AMDどちらがよいか

CPU(Central Processing Unit)とはノートパソコンの頭脳です。 IntelとAMDはそれぞれCPUを作っている会社です。 一昔前は「Intel 入ってる」でおなじみのIntelが圧倒的なシェアを誇っていましたが、近年AMDが勢力を伸ばしてきており、2~30%までシャアを拡大してきていると言われています。 結論を言うとどちらを選んでもOKですが、選ぶときに注意点があるので、それぞれ見ていきます。

Intel

Intelであれば”core i”シリーズをおすすめします。ただしcore i3だとマルチタスクを行うとやや動作に重さを感じる可能性があるため、core i5かi7がお勧めです。core i9やXeonはよっぽど負荷をかける作業を行うのでなければ性能を引き出すことはできず、価格が無駄に高くなってしまうため不要だと思います。 またcore i〇の後ろに数桁の数字が並んでいます。第14世代であれば14●●●で●の部分が型番を表しています。 最近は「Core i5 プロセッサー120U 」 のような表記もあります。 ”プロセッサー”の後ろの”1”はシリーズを、その後ろの2桁の数字はマイナーチェンジの型番号を、最後のアルファベットがサフィックスと言い特徴を表します。ノートパソコンにおけるサフィックスは以下の通りです。
サフィックス 特徴
HX 最高のパフォーマンス、全 SKU オーバークロック対応
HK 最高のパフォーマンス、全 SKU オーバークロック対応
H 最高のパフォーマンス
P 薄型軽量ノートブック PC 向けに最適化されたパフォーマンス
U 電力効率が優れる
Y 消費電力効率が低い
G1-G7 新しい統合グラフィックス・テクノロジー搭載のプロセッサー
Uでもよいですが、個人的には薄型ノートPCが好きなのでP以上が良いと思います。 通常は数字が大きくなればなるほど性能は上がると思っていて問題ありませんが、第12世代のcore i7と第14世代のcore i5だとマイナーモデルやその他条件にもよりますが、第10世代のほうが性能が高いことが多いです。

AMD

性能が高いものからRyzen、FX、Aシリーズがあります。 正直ストレスなく使用したいのであればRyzenシリーズを買うようにしてください。 Ryzenの中にもRyzen3、Ryzen5、Ryzen7などがあり、数字が大きいほど性能が高いと思っていただいてよいです。 おすすめはRyzen5以上ですね。   CPUの性能を表す指標(ベンチマーク)の一つとしてPass Markというものがあり、その値による性能の目安を示しています。 こちらのサイトが非常に細かく説明されているので、興味のある方は参考にしてください。 現時点では大体10000以上あればノートPCとしてはストレスなく作業可能だと考えてよいと思います。 15000あれば文句なしです。 よくわからない方は上のPass Markのサイトを参考にして とにかくPass Mark > 10000を目安に選べば大失敗は避けられると思います。

ポイント③ メモリはどのくらいあればよいか?

これはメモリといってよく台所や調理場にたとえられます。 どれだけ優秀なコック(CPU)でも狭い台所(メモリ)では能力を発揮できません。 文書やスライドの作成といった軽作業なら4GBあればストレスなく行えるでしょう。 ストレスなく動作させるのであれば8GB以上をお勧めします。 4GBでも文書作成やネットでの調べもの程度は問題なく可能ですが、複数のタスク(Youtube流しながら、Power Pointを編集したり、複数のExcel sheetを開きながらオンライン会議をしたり)を行う場面があると動作に重さを感じる可能性があります。 16GB以上は動画編集や細かな画像編集等を行うのでなければ必須ではないのですが、1, 2万円の追加で16GBにすることができます。 個人的には1, 2万円の追加で、3~5年使うノートパソコンの動作が少しでもスムーズになるなら払いたいところではあります。

ポイント④ 容量(ストレージ)はどのくらい必要か?

どれだけデータを保存しておけるかのことです。 保存先としてHDD(ハード・ディスク・ドライブ)とSSD(ソリッド・ステート・ドライブ)があります。 HDDは安価で大容量を実現できますが、動作が遅く、衝撃に弱いため落とすと壊れやすいとされています。 SSDの方が値段は高くなりますが、絶対SDDを選ぶようにしてください。 容量は128GBでも十分なことがほとんどですが、たくさん写真や動画を保存する、という人は256GBの方が安心ですし、ノートパソコンの動作も軽くなります。 あとから容量が足りなくなったら、外付けHDDを買ってすぐに使わないデータは移動させておくか、 google One、iCloudといったクラウドストレージサービスを利用するのもいいでしょう。 参考に代表的なストレージサービスの料金を書いておきます。
サービス名 容量・料金
iCloud+ 5GB:無料 50GB:130円/月 200GB:400円/月 2TB:1300円/月
Google One 15GB:無料 100GB:250円/月(2500円/年払い・2か月分お得) 2TB:1300円/月(13000円/年払い・2か月分お得)
Dropbox 2TB:1200円/月 3TB:2000円/月
One Drive 5GB:無料 100GB:260円/月(2440円/年払い・約2か月分お得) 1TB:1490円/月 + Microsoft Office使用権 (14900円/年払い・2か月分お得)
また外付けHDDやSSDを購入する場合でも1万円前後で十分すぎるほどの用量が手に入ります。

ポイント⑤ ノートパソコンのサイズのおすすめは?

通常インチであらわされています。 持ち運ぶのであればお勧めは13~14インチです。 それ以下だと画面が小さすぎるし、それ以上だと重いし鞄に入らなくなります。

ポイント⑥ ノートパソコンの重さの目安か?

個人的に“軽いな”と感じるのは1.2kg未満です。 しかしそのあたりの製品は軽量化にもコストをかけているので値段が高くなったり、バッテリーの持ちが悪かったりするため、 1.3kg前後が丁度良い落としどころだと思います。

ポイント➆ 値段はどのくらいが適正か?

近年半導体不足やコロナ禍によるノートパソコンの需要増加などもあり値段の乱高下が大きいです。 そのためしっかりしたスペックの製品で10万円前後なら非常にお買い得だと思います。 そこから何かしらの機能を付けると12万円以上になる、といった印象です。 逆に文書作成やパワーポイントくらいにしか使わない、というのであれば8万円前後のモデルでも問題ないでしょう。 ただし5万円前後のモデルは動作の遅さにストレスを感じるケースが多いためおすすめしません。

ポイント⑧ Microsoft Officeは必要か?

文書やスライドはgoogle ドキュメントでも作成できますが、他の人と共有することがあるのであれば入っているモデルを買うことをお勧めします。 Microsoft Officeには「Personal」と「Home & Business」の2種類がありますが、PersonalにはPowerPointが含まれていないので注意が必要です。 またMicrosoft Officeが入っていないモデルを購入してOffice 365を契約すると年間14900円かかりますが、常に最新のOfficeを利用できることと、1TBのクラウドストレージを使えるので個人的にはお勧めです。

看護師・看護学生におすすめのノートパソコン4選

ここまでをまとめるとお勧めしたいノートパソコンのスペックは
① windows OS ② Intel core i 5か7、AMDならRyzen 5か7 ③ メモリは4GBでも良いが8GB以上を推奨 ④ SSH 128GBでも良いが256GBの方が容量は安心 ⑤ 持ち運ぶなら13~14インチ、自宅据え置きなら15.6インチ ⑥ 持ち運ぶなら1.3 kgまで ➆ 10万円をきったら安い。12万円以下なら合格
となります。では具体的にお勧めできる商品を見ていきます   ThinkPad L13 Gen 4 AMD   ThinkPadはLenovoのノートPCの代表的な存在です。今回はそのThinkPadはOfficeなしではありますが、破格の価格で販売されています。
価格:97,900 円(税込み) Microsoft Officeなし CPU:AMD Ryzen™ 3 7330U (2.30 GHz 最大 4.30 GHz) メモリ:16 GB DDR4-3200MHz (オンボード) 内蔵ストレージ:256 GB SSD M.2 2242 PCIe-NVMe Gen4 TLC OPAL対応 ディスプレイ:13.3″ WUXGA液晶 (1920 x 1200) IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応, 45%NTSC, 300 nit, 60Hz 重量:約 1.26kg バッテリー:最大 約15.3時間
Microsoft Officeがないこと以外文句のつけようがないです。 Lenovo全体が円安の影響かかなり値段が上がっていますが、こうしたセール品はちょこちょこ現れるので、運よく出会えたらラッキーです。 「国産にこだわらない」「どれでもいいから一番のおススメを買います」という方がいたら、今日現在はこれが一押しです。 ちなみにレノボは学割が使えます! ↓こちら↓から登録すると学割を適応して購入できるので登録してみましょう(無料) レノボ学割を使う Lenovo IdeaPad Slim 5 Light Gen 10
価格:109,890円(税込み) Microsoft Office なし CPU:AMD Ryzen™ 5 7535HS (3.30 GHz 最大 4.55 GHz) メモリ:16 GB LPDDR5X-6400MHz (オンボード) 内蔵ストレージ:512 GB SSD M.2 2242 PCIe-NVMe Gen4 TLC ディスプレイ:13.3″ WUXGA液晶 (1920 x 1200) IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応, 100%sRGB, 400 nit, 60Hz 重量:約1.15kg バッテリー:動画再生時 約 11.5 時間・アイドル時 約 22.8 時間
こちらはメモリ16GB、ストレージSSD512 GB、CPUもRyzen5と①よりワンランク上のスペックです。さらに重量が驚きの1.15kg! これはコンパクトで軽いのがいいけれどスペックにも妥協したくない、という方に最適です。11万円しますが、その価値はあると思います。 ↓こちら↓から登録するとその他のモデルも学割を適応して購入できるので登録してみましょう(無料) レノボ学割を使う その他のLenovoモバイルノートはこちら HP 14-em0005AU スタンダードプラスモデル 
価格:79,800円(Office Home & Business 2024 (デジタルアタッチ版)は+22,000円)(税込)  CPU: AMD Ryzen™ 5 7530U 6 コア/12 スレッド プロセッサ + Radeon™ グラフィックス メモリ:16GB 内蔵ストレージ:512GB SSD ディスプレイ: 14.0インチワイド・フルHD非光沢・IPSディスプレイ (1920×1080) 重量:約1.39kg バッテリー:最大 10 時間
HPは安いですね。本体のデザインは好みがわかれるところですが、安くてスペックの高いノートPCが欲しいという方には最適です。 あえて言うなら重量が少し重いのがデメリットでしょうか。 ただしHPはたまにセールを行っており、1kgを切るAeroシリーズが10万円以下で売られていたこともあるため、時々チェックしておくことをおススメします。 HP Directplus -HP公式オンラインストア-   Dynabook SZ/MX Webモデル オニキスブルー iconicon icon icon icon icon
価格:155,980円(税込)(Microsoft Office なし) CPU:インテル Core i5-1334U プロセッサー メモリ: 16GB(16GB×1)/最大32GB 内蔵ストレージ:256GB SSD ディスプレイ: 13.3型FHD高輝度・高色純度・広視野角(IGZO・非光沢) 重量:約1.16kg バッテリー:約8.0時間(動画再生時)約18.0時間(アイドル時) 指紋認証付き
最後に国内メーカーを一つ紹介します。国内メーカーのモデルですとやはり10万円台後半してしまうことが多いですね。 。。。しかし dynabook directは会員登録で割引がうけられます。その割引額が結構すごいです。 しかしその価格を公開してもよいかわからないので、詳細価格は控えさせていただきますが、〇万円単位(1や2や3、、ではありません)での割引が受けられます。 気になる方は、サイトで会員登録をして確認してみてください(3分でできます)。 Dynabook Direct   デル株式会社

最後に

いかがでしたか。 みなさんのノートパソコン選びに少しでも役立てれば幸いです。 もしノートパソコンを購入される場合はBluetoothマウスもあると非常に便利です。 怪しい中国製のものでなければ何でも良いと思いますが個人的にはバックボタンが付いている製品をお勧めしています(マウスのボタンで戻る・進むができる)
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