ほけんの窓口に行ってみた【特色と実際の契約までの流れを解説】

皆さんは「保険に入ろう」と思ったらどうしていますか?

インターネットを開いても各社色々なプランが乱立しており、どれに入ればいいのか決められませんよね。

私はほけんの窓口を利用して保険を吟味しました。ほけんの窓口に興味はあるけど、どんなところかわからず門をくぐれずにいる人は、是非この記事を読んでみてください。

ほけんの窓口について

ほけんの窓口では取り扱い保険を並行して比較することができます。通常自分でネットでやると、こっちのサイトを開いて、あっちのサイトを開いて見積もり出して、、、とやるところをまとめて行うことができます。

さらに保険のプロが、各顧客のニーズに合わせて「こういった保険もありますよ」と提示してくれるのがいいところですね。現在保険は細分化しており、各社様々な特色を出して売り出しています。

知らない保険は比較することもできないので、保険の存在を知る、という土俵に立つことができるのはありがたいです。

ほけんの窓口に行くには予約が必要?

予約はしていった方が確実ですが、飛び込みでも空きがあれば対応してもらえます。

私は3店舗行きましたが、うち2店舗は予約せずに行きました。1店舗は空きがあったため、2時間みっちり対応していただけ、もう1店舗は予約が埋まっていたものの、予約のお客さんが来るまで時間短縮での対応はしていただけました。

基本的に初回は2時間構成となっており「保険全般について」の説明が行われます。

また店舗間の顧客情報の共有はされていないようですので、他店舗に行くと初回扱いとなります。

強引な勧誘はあるの?

私の行った3店舗では、よく聞く保険外交員のような押しはあまり感じませんでした。こちらの意図をくみ取ってやんわりとしたお勧めはしてきますが、難色を示すとあっさり引き下がってもらえます。

3店舗も行く意味あるの?

これは実際意味があったと思います

来店すると担当が付くのですが、これは完全にランダムです。そのため優秀なスタッフが付くこともあればイマイチ?なスタッフが付くこともあります。

資格が全てではありませんが、渡される名刺にFP2級以上が記載されていれば最低限の知識は持っていると考えていいと思います。しかし保険は日々内容が更新されており、勤勉か否かで保険商品の知識は変わってきます。

自分についたスタッフがイマイチだな、と感じたときは、初回終了時に「担当変えOK」といわれるので、潔く担当を変えてもらいましょう。

私は同じ店舗で担当を変えてもらう勇気がなかったので他の店舗に行きましたが・・・

店舗ごとの差はあるの?

結論から言って差はあります。

ほけんの窓口は直営店とフランチャイズ店とが存在しています。同じマニュアルで動いているようですが、扱っている保険商品に若干の差があります。近くにどちらもあり、選べるのであれば直営店のほうが、扱っている保険商品数が多いので、直営店を選ぶことをお勧めします。

直営店の見分け方は、HPの店舗のページで以下の通り矢印の部分を見ていただければわかります。

ほけんの窓口サイトより

その場保険に入るか決めなきゃダメなの?

全くそんなことはありません。

むしろ、どの店舗でも初回は保険についての講義をされるだけで、細かい商品についての説明は最後に少しされただけでした。結論から言うと私は4回目でやっと保険に申し込んでいます。

行く前に準備はいる?

手ぶらでふらっといってもよいと思いますが、最低限の知識は勉強していった方がいいとは思います。メリットの少ない保険に騙されないことも重要ですが、その方が話が早く進みます。

コロナ対策は?

対面での接客のため、積極的にしている印象でした。

入店時の検温、手指消毒はもちろん、アクリル板で仕切り、共有するペンやタブレットもその都度消毒していました。換気はあまりしている印象はありませんでしたが、それほど密集した空間ではないので、空調による空気の入れ替えである程度まかなえているでしょう。

実際の経過

訪問初回

最終的に契約まで行った店舗での経過を書きます。

初回はまず被保険者のプロフィール等の保険に入る上で必要な情報を聞かれます(職業、家族構成、年収等)。

その後、先ほども書いた通り、「保険とは何か」という保険総論とでもいうべき講義が行われます。個人的にはある程度勉強していったので、やや退屈でしたが、真っ新な状態で行けば結構わかりやすく、ためになると思います。これが1時間強ほど続きます。

そこからは、講義をもとにどういった保険が必要なのかの相談に移ります。ここで私は「医療保険はいらない」という意思を明確にしたため、その後も医療保険についてはほとんど触れられませんでした。

個人的には収入保障型保険を吟味したかったのですが、狭い見地になるのももったいないので、一旦スタッフの話の流れに乗ってみることにすると、スタッフの方は貯蓄型の生命保険も勧めてきました。余剰資金を貯蓄代わりに積立てていき、3大疾病罹患か死亡で保険が下り、何もなくても満期になれば掛け金を上回るリターンが得られるものです(為替リスク等があるので一概には上回るとは限りませんが)。

話を聞いていると、何となくよさそうな気がしてきてしまい、数社で見積もりを出してもらい、持ち帰りました。

本来の目的の収入保障型保険の話はあまり進められませんでしたが、新たな知見を得られたので、そちらを優先し持ち帰って検討できるようにしました。

2回目

前回持ち帰った見積もりを自宅で検討しなおした結果、更に条件を詰めて数社での見積もり直しをしていただきました。

さらに当初の目的であった、収入保障型の保険の見積もり行い、数社出してもらっては、条件を組み替えたりとブラッシュアップしてく感じでした。

この日の段階で2社まで絞って、保険金や払い込み年数などを複数パターン見積もってもらい持ち帰りました。

帰り際に「次回健康診断書等あれば持ってきてください」といわれたことから、3回くらいで契約に進む人が多いのかという印象です。

3回目

私もこの回で決める予定だったのですが、持ち帰って検討した結果、少し内容の変更の希望があり、新たな条件で再度見積もりを出し直していただきました。

一方、貯蓄型保険については自宅でシュミレーションした結果「これ、自分で運用した方がよくないか?」という結論にいたり、なかったことにしていただきました。それを伝えても、別に嫌な顔もされませんでしたし、しつこく勧めてくることもなかったので好印象でした(後で知ったのですが、貯蓄型保険は代理店の実入りが多いのだそうです、ごめんなさい)。

収入保障型保険をかなりの数、吟味した結果ある程度「これにしよう」というものが決まったので、「最後にもう一度持ち帰って検討させてください」とお願いし帰宅としました。

4回目

入店直後に即「これにしました」と結論をお伝えし、契約に進みました。

様々な条件・条項の確認、署名等で1時間程度かかり、最終審査に進むことになりました。

この審査に1週間程度かかり、問題なく通ったところで契約成立となります。

最後に

大体1回の時間は2時間で設定されます。もちろん時間がなければ1時間にすることも可能なようです。

2時間というとかなり長く感じますが、普段使わない部分の頭を使うと、2時間は結構あっという間です。

1店舗目、2店舗目は担当者の話がイマイチに感じたので、変えさせていただきましたが、いずれも強引な印象はなく印象は悪くなかったです。

保険に入ることを検討していて「どれにしたらよいかわからない」という方であれば、1度試しに行ってみる価値はあると思います。