先日
投資の一手法である長期・分散を実現するには投資信託は非常に有用です。 特に専業投資家でない我々のような人々の場合、信託料を払ってでもプロに投資をお任せしたほうが、投資に失敗するリスクが低くなることは言うまでもないでしょう。投資信託は新[…]
にて長期の積立インデックス投資を行うのであればeMAXIS Slimシリーズが非常に有用であることについての検討を行いました。
そこで今回はそのeMAXIS Slimシリーズの投資をどの証券会社で行うとよいのか、証券会社によって差はあるのかを検討しました。
その結果、現時点では楽天証券が最もお得である、という結論に至りましたので、その理由をまとめてみました。
理由1：楽天カードの利用でポイントがもらえる
通常他のネット証券では証券口座に入金し、その資金を使って投資を行います。
しかし楽天証券では月々の積立の支払いを証券口座支払いと楽天カード支払いとから選ぶことができます。
ここで楽天カード支払いを選択すると毎月上限50,000円まで1％の楽天ポイント（通常ポイント）が付与されます。
投資信託の購入で1%ポイントが付くのは他にはないサービスです。しかもこの楽天ポイントが期間限定ポイントでなく通常ポイントであることが大きいです。その理由は次項で。
つみたてNISAの場合年40万円、つまり約月33,000円となるので、残り17,000円は特定口座で通常の積み立て投資をしましょう。
楽天カード積立の欠点としては積立日が毎月1日固定になっているため、積立日を選択できないことですが、長期投資するにあたっては大きな問題とはならないでしょう。また引き落としは同月27日となります。
理由2：SPUが1倍UP
楽天証券は楽天ポイント（通常ポイント）での株式、投資信託等への投資が可能です。そうです、先ほど理由1で付与された楽天ポイントが投資に利用できるのです。
更に1回で500ポイント以上の投資信託への投資を行うと、その月のSPUが+1倍となります。
500ポイント全てポイントでもよいのですが、実は1ポイントと残りは現金でもOKです。つまり500円以上の投資をする際に1ポイントでも楽天ポイントを絡ませれば、SPUの条件達成となるわけです。
そして楽天市場であまり買い物をしない、という方であっても前項で得た楽天ポイントは、このSPUに利用できるので、問題ないでしょう。
積立投資にてポイント投資を行う場合は事前の設定（とても簡単）が必要になるので忘れないように注意してください。
理由3：10万円で4ポイント
投資信託のマイナス面である信託料ですが、楽天証券を楽天銀行と連携させるマネーブリッジを行ったうえで、ハッピープログラムを利用すると、この信託料を実質軽減することのできます。
ハッピープログラムでは毎月の投資信託の残高10万円につき4ポイント付与となり、これは年率に換算すると0.048%になります。
長期で投資を行っていくうえで、信託料を軽減できるのは助かりますね。
その他にも楽天銀行口座を合わせて開設するメリットについてもまとめてあります。
最後に
正直この記事内を実践して得られる利益は大きくはないかもしれません。
しかし”長期投資”という手間をかけずに、利益を伸ばしていくという投資とは相性は最高に良いと思います。
月500ポイントでも年6000ポイント、30年で18万ポイントとなりますし、信託報酬0.048%は馬鹿になりません。
また楽天ふるさと納税をおこなっていれば、SPU1倍UPは大きな意味を持ちます。
楽天ふるさと納税については後日記事をUPするので、ご参照ください。